【ぬか漬け】ぬか床が水分が多く緩い!水抜き方法は?水取り器とは?

ぬか漬けのトラブル

水分で緩くなったぬか床を改善する水抜き方法についてまとめます。

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水分が多すぎるぬか床の水抜き方法について

ぬか漬けをしていると
糠が「ビシャビシャ」「ドロドロ」とゆるくなってきます。

これは水分を含む野菜を漬けるため
その水分がぬか床へ出ていくためになること。

これはぬか漬けをすれば仕方ないことです。

しかし、この水分を調整せずに
ぬか漬けを水分の多すぎるぬか床で続けていくと、
漬ける野菜も上手に漬からなかったり、
野菜がドロっと溶けてしまいます。

そのため、日頃から糠の水分量はこまめに調整していきましょう。

ぬか床は耳たぶくらいの糠の柔らかさ〜もう少し柔らかいくらいが適正です。

今すぐできる、ぬか床の水抜き方法とは?

では、どうやってぬか床の水を減らしてあげるのか?
その方法についていくつか紹介していきます!

■キッチンペーパー作戦

これは簡単!

キレイな乾いているキッチンペーパーで
ぬか床の表面をピッチリ覆い被せるだけ!

このまま数時間放置すれば、
表面に上がってきた水分がキッチンペーパーに吸い取られます。

しかし、一度では糠底の方の水分は吸い上げられないため、
毎日のぬか床をかき混ぜをしっかり行い、
水分量が気にならなくなるまでキッチンペーパー作戦を繰り返します。

■干し椎茸作戦

これも簡単!

干し椎茸を水で戻さずに
乾燥した状態でぬか漬けを作るように漬け込みます。

干し椎茸は回収しやすいように丸々投入。

数個の干し椎茸をぬか床全体に広がるように配置して漬けます。

そうすることで干し椎茸がぬか床の余分な水分を吸い上げてくれます。

しかも、干し椎茸はダシに使われるほど「うま味成分」の塊!

干し椎茸を入れることで水分の調整ができるだけでなく、
ぬか床へ「うま味」が移って、ぬか床自体のうま味がかなりアップします。

さらにこの漬けた干し椎茸は取り出して、
美味しく椎茸のぬか漬けを食すことが出来るので
いい事づくしなんです!

ただコスト的に
干し椎茸って結構お値段がするので
わざわざ買うにはちょっと・・・かな?

ぬか床に埋め込むだけ簡単水取り器とは?

ぬか漬けの水分調整の為に作られた「水取り器」です。

今ではいろんな商品があり、
コストパフォーマンスの良さもGOODです。


<商品詳細>ぬか漬け用 鉄ナス 南部鉄 NZ-TN

↑このナス型タイプ。
これは漬けた野菜の色を良くする、不足しがちな鉄分をぬか漬けで補給できるように鉄で出来ていています。

これにプラスして、小皿のようにクボミがあり、水取り器としても使用できるんです。

しかも、Amazonでは定価よりも安かったのでオススメ!

一石三鳥。


<商品詳細>野田琺瑯 ぬか漬け美人 TK-32

↑これは大人気の野田琺瑯【ぬか漬け美人】にセットでついてくる水取り器。

これを糠に埋め込むだけ。

このように深めの器でサイドにもたくさん穴が空いていて
糠から溢れ出す水分がこの穴を通して器に溜まっていき破棄できます。

シンプルですがあると便利ですし、セットなのでお買い得です。

 

状態のよいぬか床づくりが美味しいぬか漬けを作る基本です!

ぜひ、対応しやすい方法を試してみてください。