【ぬか漬け】大根を干して作ると美味しく出来る

冬野菜の美味しい大根 ぬか漬けの豆知識【実践編】

水分の多い大根を干して美味しいぬか漬けの作り方のポイントをまとめます。

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干してから漬けると美味しい大根の糠漬けについて

もし、場所や時間的な余裕があれば、
大根は干してからぬか漬けにすると
さらに美味しい大根の糠漬けが出来ます。

ぬか漬けは塩分濃度の高いぬか床に漬けることで、
野菜から水分が抜けることから始まります。

しかし、野菜によって野菜自体の水分量が少ないものから、
大根のように瑞々しく水分を多く含む野菜があります。

このように水分を多く含む野菜は、
同じぬか床に漬けても水分の少ない野菜よりも
しっかりぬか漬けとして漬かるまでに時間がかかってしまいます。

野菜を新鮮なまま早くぬか漬けにしたいかもしれませんが、
美味しい本格的なぬか漬けを作るには
一晩大根を日陰の風通しの良いところで天日干ししてみましょう。

1日で大根の水分はだいぶ抜けてきます。

大根を天日干しすることのメリットとは?

天日干しの利点は、
漬ける時間だ短縮するだけではありません。

大根を瑞々しい状態でぬか床に漬けると、
塩分の高い糠床へ大根の中の水分が移動していきます。

その際に水分と一緒に
大根の旨味成分や栄養素も、
外に出ていってしまうんです。

これが天日干しすることで、
旨味成分や栄養素が抜けないまま
水分だけが飛んでいきます。

さらに甘みや栄養素がギュッと凝縮してくれるんです。

ですから、1日干してからぬか床に漬けることで
漬ける時間の時間短縮だけでなく、
うま味や栄養素もアップするんです。

 

私は時々やってしまうんですが。

一本丸々買った大根を料理に使い切れずに
いつの間にか冷蔵庫の中でシワシワになってしまうことありますよね。

こんな水分の抜けてしまった大根は、
ぬか漬けに利用すれば、
一石二鳥だと思います!